筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記

日本の厳し過ぎるルール

                 日本留学中、日本はミャンマーより本当にルールが多い国だと思いました。日本人にはあたりまえなんですが、外国人には全部のルールを理解するのは大変です。知らずにルールを守らなかった時は、あとですごく心配しました。特に私にとって勉強になった日本のルールを紹介します。

目次

  1. 電車の中で電話すること
  2. 大声で話す事
  3. 黒服
  4. 歩きながら食べること
  5. まとめ

1.電車の中で電話すること

          日本では電車やバスの中で、大声で電話をする日本人をめったに見かけません。電話のなる音もあまり聞こえないです。ミャンマーは全然違います。

               どうして日本人は乗り物の中で携帯電話をしないのか、そのことが気になって友達に聞きました。携帯電話が普及したてのころは日本人も電車やバスの中で携帯で話をしていたそうです。でも周囲の人に迷惑になるということで、公共の乗り物の中で携帯電話をしないよう、テレビでずっと啓蒙したそうです。

           その結果、日本では電車やバスの中で携帯電話をすることは恥ずかしい事になったそうです。これは実に良いルールだと思います。ミャンマーにはあまり電車がなく、バスをよく利用する国なのですが、バスの中で大きな音をだして映画を見る人もいますし、大声でゲームをしている人もいます。もちろん携帯電話で話をしている人もいます。本当に周りの人に邪魔になります。この日本のルールはミャンマーでも普及させたらいいとつくづく思います。

           でも外国人は日本のこのルールを知らないことが多いので、電車の中で携帯電話してしまいます。私も来日したばかりの時は電車の中で、大声で携帯で話していました。きっと白い目で見られていたとおもいます。

2.大声で話す事

                 日本では自分の部屋の中でも大きな声で話したり歌を歌ったりすると叱られます。これはちょっと厳しすぎると思いました。

               東京に住んでいた友達から聞いた話ですが、ある日その人と一緒に住んでいた友達が電話で恋人と大声で喧嘩をしたそうです。すると間もなく警察が来ていろいろ聞かれ、注意されたそうです。警察はパスポートや在留カードを預かると言ったそうです。家の中でも大声をだすと、近所の人が警察を呼ぶのにはびっくりしました。

             ミャンマーでは騒音についてのルールは無いですが、祭の時ラウドスピーカーで大音量の音楽を流します。これはとてもうるさいので、私が高校生の時、ラウドスピーカーで音楽を流してはいけないというルールができました。筑波ではラウドスピーカーから音楽が流れることはありませんでしたが、京都に旅行した時ラウドスピーカーから音楽が流れていてびっくりしました。右翼がラウドスピーカーで戦争の音楽を大音量で流していることもあります。家の中の喧嘩の声よりずっとうるさいのに、ラウドスピーカーはいいというのはよくわかりません。

⒊ 黒服

               今、日本で働いているミャンマー人から聞いたのですが、日本では黒い服と黒い帽子をかぶって歩いていると警察に呼び止められるそうです。その人は、たまたま黒い私服で駅から住むところへ歩いていただけなのに、警察が後ろからついてきて「パスポートを見せてください」と言ったそうです。

           ミャンマーでは若者たちは黒い服をファッションとして着ています。黒い服を着ている人は悪い人ではないのですが・・・。

⒋ 歩きながら食べること

            日本人は電車の中で勉強したり本を読んだりしています。移動の時間を無駄にしないで上手に使っていると思いました。

             日本人は時間を上手に使うので、時間がない時には歩きながら食べるとかと思ったのですが、実は逆でした。親たちは子供に歩きながらものを食べてはいけないと注意するそうです。テレビの番組で日本人女性が食べ歩きについてインタビューされ、歩きならがら「もの」を食べると、食べ物が落ちたり、他の人にくっつけて汚してしまったりするので、食べ歩きはしないほうがいいと答えたのを見ました。

               日本人はルールに厳しいなと思いましたが、よく考えるといいことかもしれません。私は話ながら、歩きながらものを食べるのが大好きです。ミャンマーではよく友達と歩きながらものを食べていました。だれも注意する人はいません。日本ではこの癖が出ないように気をつけなくてはなりません。

⒌ まとめ

                  日本には外国人の習慣にない規則やルールがとても多く、しかもルールは厳しいです。これは、自分がしたいようにすることは日本ではあまり良くなくて、人のことを考えて迷惑になるかならないかで決められているのかもしれません。

著者 テッテアウン