筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記

日本についたばかりのとき困ったこと

ミャンマーでは最近日本に行って働きたい人や留学したい人が増えてきています。日本で勉強したり働いたりするために一番大切なことはもちろん日本語です。特に漢字です。漢字を使わない国から来た外国人にとって漢字は一筋縄ではいきません。

   目次

  1.  学食で   2.豚肉のこと

  3. 郵便物       4. まとめ

.学食

         筑波大学に入学2日目にミャンマー人の先輩が大学の学食に連れて行ってくれました。ラーメンやそばのコーナーに行って、日本の麺を食べてみることにしました。

注文のしかたがわかりません。食券機という機械から食べたいものの写真がついているボタンをおすと切符が出ました。私は生まれて初めて「そうめん」を注文しました。その切符を学食のおばさんに渡します。

ミャンマーで麺類はすべて暖かく食べるものです。学食で出てきたその「そうめん」は冷たかったのです。「どうして冷たいの?」と先輩に聞きました。先輩は「日本では暖かい麺と冷たい麺があるのよ、食券機にもそう書いてあるじゃない」 といいました。

漢字が分からなかったので写真だけ見て注文したため、まさか冷たいとは想像もしていません。寒いときに冷たいそうめんを食べたのは本当にいやでした。それ以降は学食のおばさんに、どんな料理かよくきいて注文することにしました。

2.豚肉のこと

         私は敬虔な仏教徒なので鶏肉しか食べません。普通は見れば何の肉かわかりますが、パックについている表示の豚と鶏の漢字を迷って、豚のひき肉を鶏のひき肉と思いこんで何回も何回も買って料理をして食べてしまいました。

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仏教徒の私は、お釈迦様に豚肉は食べないと約束をしていたのですが、何回も何回も食べてしまいました。お釈迦様、本当にごめんなさい。漢字が読めなかったら何の食べ物かわかりません。写真だけですべてを理解できるわけでもありません。

 

 

3. 郵便物

電話会社、市役所、通知、そのたいろいろな郵便物が私に沢山届きました。それらは情け容赦なく漢字ばっかりです。私は頭が痛くなった!

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どの郵便物が大切なのかわからず悩みました。その郵便物をすべて学校に持っていって日本語の先生たちに見せ、「なんの通知なのか説明してください」とお願いしました。大事な郵便物もありましたが、どうでもいい郵便物もありました。

ミャンマーでは郵便物はあまり届きませんし、通知に郵便をつかわない国なので日本は本当に大変だとおもいました。

4.まとめ

日本政府の奨学金をもらう人たちは英語が出来るので日本語が必要ではないと言った人もいました。でも、そんなことはありません。日本に来るなら日本語がわからなければ生活できませんし、特に漢字が読めないと困った場面に遭遇します。きっと私と同じように困ることがあるとおもいます。

しかししばらく日本で生活すればなれてきて、漢字も読めるようになります。むしろ日本語がよく出来るようになると生活が楽しくなります。漢字が分かったらさらに悩む事が減るので

日本語はたくさん勉強して日本へ行ってください。

 

著者 テッテアウン