ミャンマーの労働力

Myanmar

特定技能1号外国人労働者受け入れ開始

2019年4月より深刻な人手不足を解消するために、知識と経験を要する技能を持ち、対象14業種の業務に従事する特定技能1号という在留資格が新たに設けられました。将来的には世界各国からの労働力をこの資格で受け入れますが、現在はアジア9か国が対象になっています。その対象国の一つミャンマーに行ってきました。

ミャンマー社会の様子

長い社会主義政権と軍政が敷かれたミャンマーは閉鎖的経済をとっていたため外貨が枯渇し産業が停滞しました。2016年に       アウンサンスー・チー氏が新たな経済政策で市場を開放してから、最後の新興市場といわれています。飛行機の中には日本人ビジネスパーソンがたくさん!街の様子はインドのようでもあり、タイのようでもあり。ロータリーを中心にした道路やコロニアル調の名残のある建物をみるとインド同様 イギリスの植民地であったことを思い出させます。

仏教徒の国民性

インド・サンチーのストウーパを模したパゴダ
タイのお坊さんはサフラン色、ミャンマーはあずき色の袈裟。托鉢の様子はタイと同じ、子供の僧侶もたくさん

タイと同じ仏教国で文化的に両国に共通するものが多いのですが、経済政策の差がアジアの先進国タイとそうでもないミャンマーを大きく分 けているというのが実感。町中のあちこちにパゴダがあります。若者が「パゴダへ行くのがうれしいことだ」ということに驚きました。タイと同様、自分の生まれた日の曜日にちなんだ神様に熱心に祈っていました。出会ったミャンマー人が、自分の性格を「優しい」「恥ずかしがり」と答える人が多かったように、仏教徒特有の穏やかな国民性というのが印象です。

若い労働力

平均年齢28歳という若い国。労働人口は3300万人ともいわれています。この多くの若者が国内に産業が少ないため、国外に仕事を求めていました。

多くのミャンマー人の若者は日本で就労することを希望して日本語を学んでいました。仏教徒で穏やかな彼らは日本との親和性が高い国民性だという印象です。日本での就労を希望する理由は、親をサポートするため、お金を稼いで帰国後自分のお店を持つため、など具体的に日本での就労が彼らの将来の希望にもつながっているという印象でした。

特定技能1号資格要件

外食産業、宿泊、食品工場、空港をはじめとした14業種の技能測定試験が日本、およびミャンマーで行われます。ミャンマーでは10月から 現地での試験が始まります。この試験に合格し、日本語JLPTのN4以上の証明書があると、日本での就労ビザが下ります。ミャンマーの若者 たちは、初めてヤンゴンで行われる10月の技能測定試験に向かって鋭意勉強中です。