筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記-ミャンマー文化(名前付ける習慣)

ミャンマー文化(名前付ける習慣)

世界の多くの国では、人には苗字と名前があります。赤ちゃんが生まれたら名前をつけます。両親の苗字はすでにあります。しかしミャンマーには昔からも苗字がなく、赤ちゃんにはファーストネームだけつけます。苗字がないと  ミャンマー国外に行くときや仕事をするときは困ります。例えば、飛行機の予約をする時、名前のところでいつも迷ってしまいます。予約した航空券の名前が間違っていると、飛行機に乗れないことがあるのでいつもハラハラします。ミャンマーではどう名前をつけるか、その習慣について紹介したいとおもいます。

目次

1.仏教徒

2.民族  

3.植民地時代の影響

4. まとめ

1.仏教徒

ミャンマー仏教徒の大部分の人たちは生まれた曜日にちなんで名前をつけます。そのように名前をつける習慣は、占星術に関係があるらしいです。ですから、たいていその人の名前を見ると何曜日に生まれたのかが分かります。何曜日に生まれた人かで自分との相性がいいとか悪いとか決める人もたくさんいます。

例えは、月曜日に生まれた人の名前のイニシャルは Ka, Kha, ga ,nga という言葉がつきます。火曜日に生まれた人たちの名前は sa ,za ,nya などがつきます。私は土曜日に生まれたので、Ta , da ,hte ,na という言葉が付きます。私の名前は(Htet Htet Aung-テッテッアウン)といい、hteという言葉がついています。私のお祖父さん、お祖母さんもそのように名前をつけました。もちろんそのその習慣どおりに名前を付けない人もいます。

チベット・ビルマ語派ビルマ族
アカ族
ヤカイン族アラカン族ラカイン族
インター族
カチン族
カヤン族(首長族)
カレン族ポー族スゴー族
カレンニー族カヤー族
ナガ族 チン族
パオー族
ブエ族(カヨー族)
ラフ族
リス族
シナ語派華人
コーカン族
タイ・カダイ語族タイ族シャン族
タイ・ヤイ、タイ・カムティ、タイ・マオ、タイ・クーン
オーストロネシア語族モーケン族
ミャオ・ヤオ語族メオ族
オーストロアジア語族モン族
ワ族
インド・ヨーロッパ語族イギリス系
インド人
ベンガル人
ロヒンギャ族

出典:ワールドトラベル

2.民族

              ミャンマーは他民族国家です。民族によって名前をつける習慣が異なります。ですから民族独特の顔つきや名前を見てると何民族かが想像がつきます。

例えば、シャン民族の男性の名前にはsai, 女性の名前にはNan という言葉をつかいます。モン民族の名前にはMin, ヤカィン民族ならOoという言葉をつかいます。

3.植民地時代の影響

   ミャンマーはイギリスの植民地でした。イギリスの名前は苗字とファ―スネームがあります。それをまねしてミャンマー人の中にもお父さんの名前をファーストネームの後につけて赤ちゃんの名前にする人もいます。その場合の名前は長くります。例えば、自分の名前はThida ,父親の名前はNyunt Maung ならThida Nyunt Maung になります。今でもお父さんの名前を付けている人もたくさんいます。私も子供の時には父親の名前を名前の後ろにつけたかったです。父の名前はMyin Tun です。私は私の名まえをHtet Htet Myint Tun になりたかったです。でも、母は占い師その名前なら私のため良くなくて、断られました。

   イギリスの影響だけでなく、ミャンマー王国の時代には王様は父親の名前を使っていました。ミャンマー人の ノーベル平和賞受賞者Aung San Su Kyi さんもお父さんの名前はAung San です。そこで、王国時代の習わしに従い、父親の名前アウン・サン+スーチーという名前になりました。

まとめ

            ミャンマーには宗教も多様で、宗教ごとに名前を付ける習慣が異なります。占い師に聞いて名前を付ける ビルマ系仏教徒人、また民族によって名前が異なります。しかし、ミャンマーには共通して苗字がありません。女性は結婚で名前が変わりません。生まれてから死ぬまで一つの名前を使います。結婚でお父さんの苗字から旦那さんの苗字に変わるということは、ミャンマーにはありません。

著者 テッテアウン