筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記

ミャンマーから来日するための手続きに関する問題

ミャンマーから来日するための手続きに関する問題

私が日本に留学生として来日した時、様々な書類を準備しました。日本の入管に提出する書類は実に多いのですが、私は提出の締め切りやいつCOE(在留資格証明書)が下りるかよく理解していました。したがって比較的スムーズに来日準備をすることができました。

しかし2017年から日本への留学制度がどんどん厳しくなってきたのでミャンマー人は留学より仕事で日本に行きたい人が増えてきました。技能実習生、特定技能として日本へ働きに行く場合、日本政府の在留資格証明書やビザも大切ですが、ミャンマー政府から日本で働くことを許可する手続きも重要です。具体的にどれほど厄介で問題が多いか紹介します。

目次

  1. 面接はこわい
  2. 答えられない質問
  3. 送り出し機関
  4. まとめ

1.面接はこわい

外国人材紹介、jobs for foreigners in japan,エンジニアミャンマー国の送り出し機関の多くはヤンゴンにあります。したがって数年前までは日本で働きたい人たちは地元からヤンゴンに来て、日本語を勉強しながら就職の面接を受けるチャンスをまっていました。大きい送り出し機関に集まってくる人は100人以上いました。日本から監理組合の人が直接来て面接することもあり、仮に7人採用するなら、21人の面接を受け付けます。三次面接まで合格しない人たちはがっかりして地元で帰ります。そういう人たちは日本で働く夢もなくすそうです。ヤンゴンに住む生活費は高いのでお金がある人なら問題がなさそうですがお金がない人たちは生活費を借金して勉強して面接をうけるので途方にくれるのです。

          多くのミャンマー人は日本で働こうと決めると仕事をやめて日本語を勉強します。仕事を辞めてしまうと収入がなくなるので、日本に行くことに焦るのですが、二年ぐらいたってもいけない人もたくさんいます。

ですから、面接の時にはみんなすごく緊張して日本語で自己紹介すらちゃんと話せない人も沢山見ました。そうすると日本人の面接官は日本語がぜんぜん出来ないと思って、そういう人は選びません。しかし本当は話せるのに初めて日本人に会い、しかも面接する人が五人ぐらいいるし、日本人と話をするのも初めてなので緊張すぎたとおもいます。面接で失敗した求職者たちは、私に面接なしでつける仕事を探してほしいと頼みます。

2.答えられない質問

日本の仕事を紹介する際、「面接で選ばれたらいつ日本にいけますか」という質問をたくさんの人から受けます。私として一番難しい質問です。送り出し機関の人もはっきり答えられないそうです。私の7人の学生は2018年に面接で選ばれたのですが、日本に行けたのは2020年11月でした。なぜそんなに待たされたのかわかりませんが、その人たちは日本に行けるという気持ちで、二年間仕事をしなかったので、かなり困ったそうです。でも結果としては日本にいけたのですが。

          今も、私は特定技能の仕事を紹介しているのですが、いつも求職者に「いつ日本にいけますか」という質問を聞かれます。

3.送り出し機関

         送り出し機関は長いこと技能実習生の書類作成をしているので慣れています。しかし、最近スタートした特定技能については書類作成の方法をよくしりません。私は特定技能の仕事紹介を初めたときある大きな送り出し機関に協力してもらい特定技能送り出しの仕事を開始しました。必要な書類を日本側の会社からもらってその送り出し機関に渡したのに一年もたってもミャンマー労働省から許可がもらえません。本当に困りました。どうしてそんなに時間かかったか、何が問題だったかと聞いたらはっきりいえない、何回も何回も聞いた後に、提出した書類はなくしたといいました。うそだと思いましたがしょうがないです。ミャンマーで大手の送り出し機関なら、新しい制度についての書類準備もよく出来ると思ったのは私のまちがえでした。

          そのような送り出し機関にであったら、実習生でも特定技能でも、待っている日本の会社も本当にかわいそうです。

4.まとめ

         日本に行くための書類手続きはミャンマーではとても時間がかかるシステムを使っていると思います。自国民のためにいろいろ確認したいのでしょうけど、良いことより困ることばかりになると思います。日本で働きたい人たちを早めに日本に行けるシステムを皆で考えられたらいいと思います。

 

著者 テッテアウン