ブログ – haabaht.com https://haabaht.com ハーバーツ Fri, 14 Aug 2020 05:12:07 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5 https://secureservercdn.net/45.40.149.159/e3n.39a.myftpupload.com/wp-content/uploads/2020/06/cropped-onlinelogomaker-062119-1554-4289-1-32x32.png ブログ – haabaht.com https://haabaht.com 32 32 筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-9/ https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-9/#respond Fri, 14 Aug 2020 02:29:03 +0000 https://haabaht.com/?p=5631 ミャンマー人はなぜ日本へ行くか
ミャンマーは2015年まで軍事政権を敷いていて閉鎖された社会でした。つい5年前にミャンマーの社会は大きく変わりました。

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ミャンマー人はなぜ日本へ行くか

         ミャンマーは2015年まで軍事政権を敷いていて閉鎖された社会でした。つい5年前にミャンマーの社会は大きく変わりました。自由に海外へ行くこともできるようになって、ミャンマー人たちは日本に行くとお金持ちになれる、日本にいる人たちはみんなお金持ちで楽な生活、羨ましい生活をしていると考えるようになりました。実際はどうか知らなくても、多くの人がそうだと信じています。

目次

  1. 日本へ行く目的
  2. 稼いだお金の使い道
  3. まとめ

1.日本へ行く目的

ほとんどのミャンマー人が日本に行きたい理由は技術よりお金が目的です。中には、日本の技術力を身に着けたい、勉強したい人もいるかもしれませんが、そのような人はごく少数です。

実際私は留学する人たちの書類を準備する仕事をしていたとき、学生たちにどうして日本に留学したいか、なぜオーストラリアに留学しないのか聞きました。彼らは「日本はアルバイトができるけれど、オーストラリではアルバイトを正式に許可しないから」と言いました。みんな日本で少し勉強しながらお金を稼ぎに行くのです。

技能実習生で日本へ行きたい人たちも日本の技術を学ぶことは目的でなく、より多くのお金を稼ぎたいのです。ミャンマーより日本の給料は高いし、ミャンマーで働き続けていてもお金は貯められないので、若い時に日本へ出稼ぎに行きたいのです。そして、それを商売にする日本の会社がたくさんあります。

またそんな考えをさらに押すのは親たちです。自分の子供たちが地元を離れてミャンマー国内の遠い所に仕事しに行くと心配するのに、海外で仕事するのは心配しない親が多いです。不思議なことだと私は思っていますが。

日本学生支援機(JASSO)のデータを見ると、軍事政権の時のミャンマー人留学生数はASEAN諸国8か国中6位、5位と低かったのが、経済開放した後の2017年には3位になり、人数も5倍近くに増えています。

(出展 日本学生支援機構(JASSO)外国人留学生在籍状況調査結果)

また同じくJASSOの資料によると、ミャンマー人留学生の収入に占めるアルバイトの率は断トツにほかの国より高いことが分かります。

東南アジア私費留学生の月収の内訳
(出展日本学生支援機構(JASSO)私費外国人留学生生活実態調査2016年)

2.稼いだお金の使い道

           技能実習生や留学生として日本にいるミャンマー人のほとんど全員が、自分たちが稼いだ給料のほとんどを親に送金してしまいます。自分のためにお金を使わず、ほぼ全額送金してしまうので、万が一お金が必要な時は困るそうです。それでもほぼ全額送金してしまいます。

私の生徒たちもそうでしたが、全額送金して親に貯金してもらうのです。もし日本で急にお金が必要になったら、友達から借りてあとで返すのだそうです。自分が困っても家族が困らないように全額送金してしまうのです。

しかし親の中には子供が働いて日本から送金したお金で仕事をしない親もいます。タイで働いた私の友達は給料を全額母親に仕送りしたのに、母親はそのお金を生活や孫の学費に使ってしまい、貯金しなかったそうです。ですからその人は今、日本にいって働き続けるために留学生になっています。

ある私の生徒はアルバイトをしながら日本語を勉強していました。日本での生活は苦しく、日本語学校を修了して帰国しようとしたら、母親が帰国しないで日本に残ってもっとお金を稼いでほしいといったそうです。その理由はその母親の経営する洋服屋を大きくするためだったそうです。

勿論全額親に送ってしまう人ばかりではありません。高度人材として日本で働く人たちは生活費と貯金分以外を家族に送るという人が多いです。日本でエンジニアとしてITの仕事をしている友人は、自分の将来のために貯金し、家族がどうしてもお金が必要なときだけ送金するといっていました。

シンガポールで介護の仕事をした人は安い給料のほぼ全額の100万チャットを親に送金していました。しかし彼女より二倍ほどの給料の高度な仕事をしていた人は親に50万チャットしか送らなかったそうです。教育をうけて自分で判断する力のあるミャンマー人は、親のいうとおりに全額送金する人の割合が低くなるようです。またそういう人たちの親も子供たちからお金をもらうことに頼らないのかもしれません。

3.まとめ

       ミャンマーの文化では勉強ができる子供が賢いいい子とはいわず、親のためにお金を稼いでくれる子供が賢くいい子だと思う傾向があります。ですから、親も子供に沢山のお金を送金することを期待し、子供たちも自分のためにお金を使わず全額親に送金することを当たり前と考えます。ミャンマーにいては親孝行ができないので、多くがお金のために日本を目指すのです。

著者 テッテアウン

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-10/ https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-10/#respond Tue, 04 Aug 2020 01:50:22 +0000 https://haabaht.com/?p=5609 日本で高いものと安いもの 

ミャンマーでは日本は物価が高い国ということで有名です。それにあわせて給料もミャンマーよりずっと高いので日本で働きたい人は多いです。とはいっても生活費がとても高いので日本で生活するのは大変です。しかし買い物上手になれば安く生活することもできます。

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日本で高いものと安いもの  

     ミャンマーでは日本は物価が高い国ということで有名です。それにあわせて給料もミャンマーよりずっと高いので日本で働きたい人は多いです。とはいっても生活費がとても高いので日本で生活するのは大変です。しかし買い物上手になれば安く生活することもできます。

目次 

  1. 家賃 
  2. 携帯電話料金 
  3. セール
  4. 特売 
  5. まとめ 

1.家賃 

          日本の家賃は外国人にとってはとても高いです。日本の家賃はミャンマーの十倍ぐらいの金額です。日本人にとってはどうなんでしょう?ミャンマーでは外国人が部屋を借りると、ミャンマー人が借りるより家賃を高くされます。でも、日本では外国人でも日本人でも家賃は同じです。

日本では部屋を借りる時、礼金、敷金、管理費、保険などのお金を払う必要があります。この制度が外国人の私にはよくわかりません。

ミャンマーでは住むところの選択肢にアパートと寮があります。寮は寄宿舎みたいな建物に二段ベッドがあって共同で生活するものです。アパートより安いです。アパートを借りるときは敷金を払いますが、寮を借りる時に敷金は必要ありません。アパートを借りるとき敷金を払うと家賃は少し割り引いてもらえます。アパートも寮も管理費はありません。そしてミャンマーには礼金がありません。家賃を払うのですからお礼をする必要はないのです。引っ越すときには敷金を全額返してもらえます。ですから日本の礼金や保険料や管理費というのは、どうして取られるのか理解できません。

ミャンマー人は寮で他人と共同生活する習慣がありプライバシーをあまり気にしないので、日本に来てもルームシェアするのは経済的で人気です。

⒉ 携帯電話料金

   日本の携帯電話代はシステムを知らない外国人には、予想外の金額になってしまうことがあるので気を付けなくてはなりません。私が来日した時、ある先輩に携帯電話代を安くする方法を教えてもらいましたので助かりました。でも、その先輩は来日したての時、教えてくれる人がいなかったので、とても高い携帯電話代を払っていたそうです。

具体的にどうやったかというと、携帯会社にいろいろなプランを勧められて不要な機能もついてくるのですが、本当に必要なプランだけ契約するのです。日本の携帯会社はたくみに高いお金を取るようなことをするので、本当に気を付けなくてはなりません。

また、海外に直接電話しないようにも言われました。 ミャンマー人の公務員の友達が仕事で日本へ来た時、日本で働いている友だちから携帯電話を借りて「安全に日本に着いた」と家族にちょっとだけ電話をかけました。その月の携帯電話代は4万円ぐらいになりました。家族に電話した友達は、携帯電話を借りた友達に3万円払うことになりました。3万円というのは公務員の一ヶ月分の給料なので大変だったそうです。

⒊ セール

   私は日本のセールが待ち遠しく、服、靴、かばんなどはセールの時に買うのが好きでした。ミャンマーでは、お正月や雨季にセールがあります。しかし品質が悪い売れ残りをセールで売ります。日本のセールは普通のちゃんとした製品をセールに出します。ちょっと古いデザインだったりもしますが、私は気になりません。70%、50%引きという広告を見ると楽しくなりました。

先輩達からセールのことを教えてもらいましたが、フリーマーケットのことも教えてもらいました。日本語の教科書は高いので、いつもフリーマーケットで買いました。

⒋ 特売

    スーパーで、遅い時間になると惣菜やパンなどがすごく安く値引きされるので、私はそこをいつも狙いました。友達が買い物に行こうと言ったら、必ず「遅めの時間に行きましょう」と言いました。

また日本のスーパーでは何曜日に何かの特売日というのをします。最初はそのことを知らなかったのですが、留学後しばらくしてそういう特売日があることを知りました。ミャンマーにはこういう売り方がないのですが、日本の生活に慣れてくると、物価の高い日本でも安く買い物をする方法が身に付きます。こういう便利な情報はミャンマー人のコミュニティーでシェアして、お互いに教えあいます。このネットワークで流れる情報は、日本人は知らないですが実にあらゆることに及びます。このクチコミパワーは結構強力です。

5.まとめ 

    日本のアパートの賃貸システムはしっかりしていますが、給料が安い人にとっては困るとことが多いです。日本は携帯電話の契約の時、プランが複雑でわかりにくいのですが、お店の人の勧めるとおりのプランに従ってはいけません。多くの外国人は日本の高い携帯電話代で困っています。日本は物価が高いばかりでなく、セールや特売などモノを賢く安く買う方法もあります。

著者 テッテアウン

 

 

 

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-8/ Tue, 28 Jul 2020 02:23:29 +0000 https://haabaht.com/?p=5506 日本人の宗教観

それぞれの国にはそれぞれの宗教があります。日本もアジアの国なので仏教の影響があります。

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日本人の宗教観       

         それぞれの国にはそれぞれの宗教があります。日本もアジアの国なので仏教の影響があります。でも私の国の仏教と日本の仏教は違います。ミャンマーは仏教国ですが、イスラム教やキリスト教を信じる人も多いです。日本人も仏教の国だと聞いていましたが、日本で生活してみると日本は仏教国ではない感じがしました。

もくじ

  • 日本のお寺
  • 神道
  • 地獄の沙汰も金次第
  • まとめ

日本のお寺

          日本のお寺には大仏が少ないです。鎌倉とか奈良とかに有名な大仏はありますが、どのお寺にでも大仏はあるわけではないです。また有名なお寺に多くの人がお祈りに行きますが、実は祈りに行くというより観光しに行くという印象が強いです。

日本では町中でもお寺でも、お坊さんにめったに会うことはありません。彼らはどこにいるのだろうと思っているのですが、誰にも質問したことはありません。

                  

ミャンマーでは、お坊さんをよく見かけます。毎朝お坊さんたちが托鉢に歩きますから、人々はお坊さんが来るのを待って食べ物を喜捨する習慣もあります。

ミャンマーは敬虔な仏教国ですから、どのお寺(パゴダ)にも大仏があり、国のあちこちにパゴダだらけです。お寺があるだけでなく、ミャンマー人は特別な日や自分の誕生日に頻繁にお寺に行って祈ります。日本の仏教はマハーヤーナで、ミャンマーはヒーナヤーナですが、実際こんなに習慣が違うのだと実感しました。

神道

          日本には仏教が来る前から日本にある神道という宗教があるのを知りました。ミャンマーにはこれに似た宗教はありません。だから、神道は興味深いです。

留学中に千葉県にある神社に行ったっことがあります。そこには樹齢800年もの古木や力強い石などに線香を供えていました。なにかの力があると思われる自然のものにしめ縄をして、まるで神様のように扱います。

その力強い石の話を聞きました。その石は津波の時、人々に注意を知らせたので多くの人が津波から助かったといいます。その神社に行って神道は自然を信じる宗教なのだと知りました。

去年国際交流基金の日本語教師研修で日本に行った時、研修センターの近くにある神社で研修のプロジェクトの一環としてリサーチをしました。リサーチの内容は、日本人が宗教をどう考えているかということでした。その結果、若者達は普段あまり神社に行かないのですが、お祭りがある時やお花見では神社に行くと答えた人が多かったです。また、仏教のお寺と神社の区別があいまいだったのも興味深いです。

普段あまり神社に行かないのは、ミャンマー人の若い男達みたいだと思いました。ミャンマー人はよくお寺(パゴダ)に行きますが、若い男達はあまり行かないでのす。ミャンマーでは仏教を信じるのは女性に多く、女性はよくお寺に行くと思います。

小さな女の子も真剣に祈っている

地獄の沙汰も金次第

            日本人は普段お寺や神社に行かなくても、困った時には神様にお願いをしに行くようです。特にお正月には多くの人が列を作ってお願いに行きます。普段は祈りに行かないのに、どうしてお正月だけ急に祈りに行くのでしょう。しかも驚いたのは、日本人は神様に祈るとき、お金をあげています。ミャンマーのお寺では何にもあげなくても祈ることができます。ミャンマーのお釈迦様のほうがずっと優しくて欲がないと思いました。日本の神様はお金をあげないと願いをかなえてくれないみたいです。

          ちなみに、ミャンマーのお正月は1月1日ではないのですが、最近祝日と決まりました。ミャンマーのお正月は仏教に従い4月です。1月1日をお正月とするのは西洋的な考え方です。

まとめ

日本は仏教国ではなく神社も沢山あるので神道国と言った方がいいと思う。しかし、仏教と神道は明確に区別されていないことが不思議です。京都にある神社とかお寺は宗教の場というより観光地みたになっていると思います。日本の若者達は宗教についてあまり考えないなと思います。

著者 テッテアウン

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-7/ Mon, 20 Jul 2020 05:12:10 +0000 https://haabaht.com/?p=5468 日本の厳し過ぎるルール

           日本留学中、日本はミャンマーより本当にルールが多い国だと思いました。

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日本の厳し過ぎるルール

                 日本留学中、日本はミャンマーより本当にルールが多い国だと思いました。日本人にはあたりまえなんですが、外国人には全部のルールを理解するのは大変です。知らずにルールを守らなかった時は、あとですごく心配しました。特に私にとって勉強になった日本のルールを紹介します。

目次

  1. 電車の中で電話すること
  2. 大声で話す事
  3. 黒服
  4. 歩きながら食べること
  5. まとめ

1.電車の中で電話すること

          日本では電車やバスの中で、大声で電話をする日本人をめったに見かけません。電話のなる音もあまり聞こえないです。ミャンマーは全然違います。

               どうして日本人は乗り物の中で携帯電話をしないのか、そのことが気になって友達に聞きました。携帯電話が普及したてのころは日本人も電車やバスの中で携帯で話をしていたそうです。でも周囲の人に迷惑になるということで、公共の乗り物の中で携帯電話をしないよう、テレビでずっと啓蒙したそうです。

           その結果、日本では電車やバスの中で携帯電話をすることは恥ずかしい事になったそうです。これは実に良いルールだと思います。ミャンマーにはあまり電車がなく、バスをよく利用する国なのですが、バスの中で大きな音をだして映画を見る人もいますし、大声でゲームをしている人もいます。もちろん携帯電話で話をしている人もいます。本当に周りの人に邪魔になります。この日本のルールはミャンマーでも普及させたらいいとつくづく思います。

           でも外国人は日本のこのルールを知らないことが多いので、電車の中で携帯電話してしまいます。私も来日したばかりの時は電車の中で、大声で携帯で話していました。きっと白い目で見られていたとおもいます。

2.大声で話す事

                 日本では自分の部屋の中でも大きな声で話したり歌を歌ったりすると叱られます。これはちょっと厳しすぎると思いました。

               東京に住んでいた友達から聞いた話ですが、ある日その人と一緒に住んでいた友達が電話で恋人と大声で喧嘩をしたそうです。すると間もなく警察が来ていろいろ聞かれ、注意されたそうです。警察はパスポートや在留カードを預かると言ったそうです。家の中でも大声をだすと、近所の人が警察を呼ぶのにはびっくりしました。

             ミャンマーでは騒音についてのルールは無いですが、祭の時ラウドスピーカーで大音量の音楽を流します。これはとてもうるさいので、私が高校生の時、ラウドスピーカーで音楽を流してはいけないというルールができました。筑波ではラウドスピーカーから音楽が流れることはありませんでしたが、京都に旅行した時ラウドスピーカーから音楽が流れていてびっくりしました。右翼がラウドスピーカーで戦争の音楽を大音量で流していることもあります。家の中の喧嘩の声よりずっとうるさいのに、ラウドスピーカーはいいというのはよくわかりません。

⒊ 黒服

               今、日本で働いているミャンマー人から聞いたのですが、日本では黒い服と黒い帽子をかぶって歩いていると警察に呼び止められるそうです。その人は、たまたま黒い私服で駅から住むところへ歩いていただけなのに、警察が後ろからついてきて「パスポートを見せてください」と言ったそうです。

           ミャンマーでは若者たちは黒い服をファッションとして着ています。黒い服を着ている人は悪い人ではないのですが・・・。

⒋ 歩きながら食べること

            日本人は電車の中で勉強したり本を読んだりしています。移動の時間を無駄にしないで上手に使っていると思いました。

             日本人は時間を上手に使うので、時間がない時には歩きながら食べるとかと思ったのですが、実は逆でした。親たちは子供に歩きながらものを食べてはいけないと注意するそうです。テレビの番組で日本人女性が食べ歩きについてインタビューされ、歩きならがら「もの」を食べると、食べ物が落ちたり、他の人にくっつけて汚してしまったりするので、食べ歩きはしないほうがいいと答えたのを見ました。

               日本人はルールに厳しいなと思いましたが、よく考えるといいことかもしれません。私は話ながら、歩きながらものを食べるのが大好きです。ミャンマーではよく友達と歩きながらものを食べていました。だれも注意する人はいません。日本ではこの癖が出ないように気をつけなくてはなりません。

⒌ まとめ

                  日本には外国人の習慣にない規則やルールがとても多く、しかもルールは厳しいです。これは、自分がしたいようにすることは日本ではあまり良くなくて、人のことを考えて迷惑になるかならないかで決められているのかもしれません。

著者 テッテアウン

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-6/ Tue, 14 Jul 2020 04:18:33 +0000 https://haabaht.com/?p=5331 日本人的発想の親切不親切

 私が留学していた時、筑波大学には外国人留学生が3000人ぐらいいました。

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日本人的発想の親切不親切

 私が留学していた時、筑波大学には外国人留学生が3000人ぐらいいました。日本語の授業は外国人ばかりですが、私の研究室には外国人は少なかったです。ですから多くの日本人に接して、親切な経験や外国人には不親切な経験もありました。

目次

1.親切と安全

2. 不親切な答え

3.なぜという質問

4.   まとめ

1.親切と安全

          日本で道に迷って、知らない人に道を尋ねたことがよくありました。ほとんどの人が丁寧に教えてくれますが、びっくりしたのは私が行きたいところまで連れて行ってくれたことです。連れて行ってくれた人は一人や二人ではありませんでした。知らない人に道を教えるだけでなく、そこまで連れて行ってくれるのは優しすぎると思いますが、日本人の親切は半端ではなく、最後まで助けるのだと思いました。

ミャンマーで私は道を聞かれたら「あっち」とか「そっち」とか簡単に教えます。でも行きたいところまで連れていくことは絶対にしません。それには理由があります。昔ミャンマーで起こった事件のせいです。車に乗っている人たちが女の人に道を尋ねました。女性が教えてあげても「分からないのでその住所まで連れて行ってほしい」といわれ、女性は車に乗りました。しかし道を尋ねた人たちは悪い人で、その女の人を中国に売ってしまったそうです。そのことを聞いてから怖くて道を聞かれても、知らない人を行きたいところまでつれていくことは絶対にしません。

          大学の留学生センターのスタッフの人たちもみんなすごく親切でした。ATM をつかって送金する方法をたずねたときは、ATMまで来て送金できるまで一緒に操作をしてくれました。これは仕事に対する責任感なのか、親切なのかわかりませんが、手伝ったら最後まで助けるのが日本人のようです。

ミャンマーの大学のスタッフとぜんぜん違います。ミャンマーの大学で職員に質問やお願いをすると、いやそうな顔をしてお義理程度の説明だけします。例えば、卒業するとき、必要があり大学4年間の成績証明書をもらいに大学へいきました。2年生の時の学生証を紛失してしまって、2年生の成績証明書だけがとれなかったので、スタッフに探してほしいと頼みましたが「忙しいので出来ない」と言われました。 仕方がないので、他のスタッフにお金を渡したら2年生の学生証明書なしでも成績証明書を発行してもらえました。

          日本人の親切は生活の安全と関係があるのかもしれません。生活に不安があったり危険なところではなかなか人に親切をすることはできませんから。

2.不親切な答え

日本人に相談をしたとき、私はYesかNoか、単刀直入に答えが欲しいのですが、説明はたいてい回って回って解釈に悩むことが多かったです。これは日本人の答え方の共通点です。直接はっきりと答えを言わなくて、どうして日本人には分かるのかと不思議に思います。

例えば、筑波大学での2年間の研究が終わり、卒業後の進路について私はとても迷っていました。帰国しないで日本に残って仕事をしたいとおもいましたが、世界遺産の研究に関連のある仕事はどういうのがあり、どう選んだらいいかわかりませんでした。そこで多くの人に相談して質問しました。例えば、観光の仕事をしたらどうかと思いある人に相談しました。「担当者としてミャンマー人の私が旅行会社で働くのはどう思いますか?」と聞いたら、「面白いですね」と答えました。「面白い」という意味は、その仕事はやった方がいいのかやらない方がいいのかわかりません。

はっきりと回答や意見をくれるのは、困っている私には親切です。でも日本人のわかりにくい間接的な答えは不親切です。日本人は親切なのに、どうして意見述べるときはわかりにくくて不親切なのでしょう。

3.なぜという質問

          私は日本で日本人に「なぜ」と聞かれるのが一番怖い質問でした。研究のことで先生と話す時も、いつもその質問を聞かれました。私は先生の「なぜ」という質問に答えたつもりでも、先生は「それは理由ではない」とよくいいました。先生には理由ではなくても私にはそれが理由です。それでも先生は「理由をもっと良く考えてください」といいました。だから、先生に相談する前に、相談したい点の理由を考えて先生に相談するようになりました。

          卒業間際に求職活動をしているときには、「なぜこの会社で働きいたい」「なぜこの仕事をやりたい」と「なぜ」という質問をたくさん聞かれました。当時私は勉強に一生懸命でしたが、留学のあとの人生を長い目で具体的に考えられなかったので、「なぜ」と聞かれて答えられないたびに、なぜなのだろうと考えるようになりました。

          ミャンマーではその質問をあまり使わないです。名前は?どこの大学で何を勉強したか?何人家族か?というような質問がほとんどですから、事実をきちんと答えるだけです。「なぜ」と考える習慣がミャンマーではなかったと思います。日本に来て、怖い質問をされてはじめて「なぜ」を考えるようになりました。

4.まとめ

          日本人は親切で有名ですが、日本人的なものの考え方に慣れない外国人にはちょっと怖かったり不親切に感じることが意外にあるのです。

著者 テッテアウン

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-4/ Mon, 13 Jul 2020 04:27:57 +0000 https://haabaht.com/?p=5312 日本のルール
国ごとに規則がいろいろあります。その国にいたら外国人でも規則を守るのは当たり前です。

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日本のルール

国ごとに規則がいろいろあります。その国にいたら外国人でも規則を守るのは当たり前です。しかし国によって規則が細かく厳しいところと、そうでもないところ、また規則をよく守る国民とあまり守らない国民という違いはあると思います。日本は規則やルールが細かく厳しい国なので慣れるまで大変でした。その中でも特にごみ捨てのルールが大変でした。

目次

1.大学の寮でのゴミの捨

2.日本人家庭でのゴミ捨て

3. 外国人観光客のごみ捨て

4. ミャンマーのゴミ捨て

5. まとめ

1.大学の寮でのゴミの捨て

          日本はゴミの捨て方は特に厳しいです。日本へ行く前に、日本へ行ったことのあるミャンマー人から「日本はきれいな国だ」と聞かされていました。私はきっと日本の自然がきれいなのだと思っていました。実はゴミ捨てのルールのおかげで街がきれいであるとは知らなかったです。

日本ではごみを種類別に捨てなくてはならない、しかもいつでも捨てていいわけではなく、捨てる曜日が決まっている、これを最初に知った時、日本人は本当にそんな面倒なルールで決めたとおりにゴミを捨てているかと疑問でした。

学生の寮でも、ゴミの出し方についての注意書が張ってありましたが、気に止めませんでした。というか実は私はそのルールを一年間ほど守らなかったのです。 日本は張り紙が多すぎてどれが重要なメッセ―ジか わかりにくいです。そこでルールを守らなくても問題がないと思っていました。

ある日、ミャンマー人の友達のアパートに遊びに行ったとき、彼女が「明日はビンと缶を捨てる日だわ」といったので、私は「本当にそのルールに従って捨てていますか?」と聞きました。彼女は最初よく分からなかったので、ゴミを分別しないで捨てていましたが、近所の日本人の奥さんにすごく怒られたのでルールを意識して捨てるようになったそうです。

その時、日本人は本当にごみのルールを守っているのだと知りました。なぜなら、大学の寮は狭すぎて、ゴミを分けて置く場所がなかったのと、外国人が多かったので厳しくごみを分別する人が少なかったです。他のミャンマー人の先輩にもこのことについて聞いてみました。彼は大学の寮ではゴミを分別して捨てなくてもいいといいました。ですから大学の寮に住んでいた二年間は分別ごみのルールを守ったり、守らなかったりしていました。厳しく叱る日本人の奥さんもいなかったですし。

でも、研究室ではゴミ箱が種類別に分けてあったので,それに従ってすてていましたし、道でゴミをポイっと捨てることもしませんでした。道徳心がないのではなく、私たちには単に分別して捨てるという習慣がないのです。

2.日本人家庭でのゴミ捨て

次第に「日本がきれいな国だ」ということが、自然のおかげだけでなく、日本人のゴミの捨て方やそこから来る清潔感から来るということがわかってきました。

昨年(2019年)国際交流基金の日本語教師研修生として日本政府に招待され、再び日本へ行く機会がありました。その時、日本人の家庭にhome stayをする機会も作ってもらいました。日本人の家庭に泊まるのは初めてでした。日本人の生活についてホストファミリーとたくさん話をし、実際に生活を見ることもできました。

ゴミのことも話しました。ビンとか缶とかを捨てる時は中も洗って捨てるとはじめて聞き、とてもびっくりしました。「瓶や缶の中を洗わないと罰金を払うのですか?」と聞きました。罰金はとられないけれど、ルールを守らないでゴミを捨てるところは、市役所が収集に来てくれなくなるのだと言いました。日本人もいちいち大変そうですが、よくまじめにルールを守る国民だと思いました。でもよく考えると瓶や缶の中を洗って捨てると臭くならないし、衛生的です。日本人はそこまで細かく考えて本当に大変です。

3.外国人観光客のごみ捨て

留学中(2012年~2015年)よく上野公園に遊びに行きました。そのころは公園にゴミはなかったのですが、昨年(2019年)国際交流基金の研修中に再び上野公園へ行ってみたら、すごい量のゴミがちらかっていました。 私が留学していたころより外国人観光客が増え、外国人が遊びに来るとこうなるのか、と思いました。

タイ人の研修生仲間が大阪に行ったら、大阪駅もすごい量のゴミがあったといっていました。 昔はそうではなかったので、彼女も外国人がたくさん来るとこるは汚くなるといいました。安倍首相が外国人観光客を誘致し、たくさん来るようになったけれど、よいことばかりではなかった。日本は観光客のゴミ捨てのルールも厳しくするべきだとおもいます。

4.ミャンマーのゴミ捨て

          ミャンマーでは人々はゴミを道や公共の場でポイポイと捨てます。日本に行ってから、ミャンマーでのごみ捨てが気になるようになりました。日本人とミャンマーを旅行した時、道が汚いので本当に恥ずかしかったです。私は帰国してから、道でゴミを捨てなくなりました。でも日本でルールを守ってごみ捨ての習慣を身に着けても、帰国してからその良い習慣を続ける人もいますし、またミャンマースタイルにもどる人もいます。

          以前、ミャンマー人は捨てたいところにゴミを捨てていました。ミャンマー政府は道にゴミ箱を置きましたが、ごみを収集する時間が決まっていないので、ゴミがたまって腐ったりしました。

最近は、まだ道にごみを捨てる人はいますが、市役所が毎日ごみを収集に回るようになりました。生ゴミと乾いたゴミとに分けて捨てるように注意もするようになりました。こういうのは習慣ですから、やっているうちにミャンマーの町もきれいになっていくといいです。

5.まとめ

          日本のゴミ捨ての厳しいルールは、外国人にはわかりにくいばかりか、そもそもそういう習慣がないので守るのはとても大変です。でも、環境のために重要なことだとわかったので、ミャンマーでもゴミについてきびしいルールを作った方がいいと思っています。

 

著者 テッテアウン

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-5/ Tue, 30 Jun 2020 03:21:28 +0000 https://haabaht.com/?p=5197 日本でアルバイトする外国人留学生 私は日本政府の奨学金をもらっていたので、アルバイトをすると手続きが大変でしたからアルバイトをしませんでした。でも多くの留学生はアルバイトをしていました。日本のコンビニや居酒屋は、当時外国 …

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日本でアルバイトする外国人留学生

私は日本政府の奨学金をもらっていたので、アルバイトをすると手続きが大変でしたからアルバイトをしませんでした。でも多くの留学生はアルバイトをしていました。日本のコンビニや居酒屋は、当時外国人アルバイトなしでは営業ができないとも言われていました。アルバイト先としては、外国人でも簡単に働けるし、お客様と話をする機会が多いので日本語も上手になります。日本人は、「アルバイトの外国人」という目で見ているとおもいますが、働いている外国人から日本人はどう見えているのでしょう?

目次

1.       居酒屋

2.       ラーメン屋

3.       コンビニ

4.           まとめ

居酒屋

居酒屋でアルバイトをした経験がある友達から聞いた話です。居酒屋にくるたいていのお客さんはアルバイトの私の友達にやさしかったそうです。でもお客さん同士はお酒を飲み大きい声で話し、長い時間飲んだり食べたりします。アルバイトの人たちのことを考えたら、いつまでもお店にいて騒いでいたら 帰れなくてかわいいそうだとは考えてくれないようです。閉店時間を過ぎても帰らないので、友達の帰りが遅くなった時もたびたびあったそうです。そして遅くなると電車がなくなってしまうのでとてもこまったそうです。

日本の店はサービスがいいので、来たお客さんを満足させるためにお客様にははっきりと帰ってくださいと言えないのだと思います。はっきりというと「感じ悪い」と思われて、もう来てくれなくなるのが心配なのかもしれません。

居酒屋の担当者はお客さんには猫なで声で丁寧に接するのに、アルバイトの留学生にはすごく厳しく接するそうです。

一方、ミャンマーのレストランは日本のようにサービスが良くないです。だからお客さんもお店のサービスには期待していませんし、レストランで親切にしてもらって満足しようとも思っていません。でも、良いサービスを期待していないのでクレーマーもいません。

ラーメン屋

日本語学校に留学していたミャンマー人の知り合いは、来日してまだ日本語がうまくないときにラーメン屋でアルバイトをしていたそうです。

あるとき一人のお客さんが、彼の日本語がたどたどしいのでからかって「僕イケメン」といったそうです。彼は「イケメン」の意味が分からなかったので、「すみません、イケメンはありませんが、つけ麺はあります」とまじめに答えたら、店中で大爆笑されました。

お客さんに悪気がないのはわかりますが、日本語ができないとき外国人はいつもびくびくしてしまいます。何を爆笑されたのかもわかりません。とても傷つきますから、言葉をできないことをからかうような冗談はやめてくれるといいと彼はいっていました。

コンビニ

          友人のミャンマー人留学生で、コンビニで働いた人の話です。コンビニに来るお年寄りのお客さんは優しくしてくれる人が多かったそうですが、年配のお客さんの中には支払いのあともずっと話しかけ、話がいつまでも終わらなくて、どうやって話を終わらせるかわからず困ったことがあったそうです。

あるときは現金で支払ったお客さんが、1円足りなくてそれをカードで払うということになり、すごく面倒で他のお客さんも待たせて迷惑をしました。どうして全部カードで払わないのか不思議です。小さなことにつまらない注文を付ける日本人のお客さんは意外に多かったです。

またあるお客さんは、「外国人だからパッキングが汚い」といったり、お金を渡すときに投げるようにしたりする人もいたそうです。

コンビニでは本当にいろんなお客さんと接するので、そのおかげで日本語はかなり上達したそうです。

まとめ

          外国人が身の回りで働くこと機会が増えました。日本の政府も外国人が日本で働くことを応援しています。そんな中、外国人がどんな気持ちで、日本で働いているかも知ってもらえるといいと思います。

著者 テッテアウン

 

 

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在奮闘記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-funto-ki/ Thu, 25 Jun 2020 02:47:03 +0000 https://haabaht.com/?p=5059 日本の飲み会 それぞれの国の習慣や文化は異なります。海外に住むときその国の習慣や文化が自分には合わないこともあります。日本の大学院に留学したとき、私はミャンマーではしてはいけない飲酒の場である「飲み会」に誘われました。 …

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日本の飲み会

それぞれの国の習慣や文化は異なります。海外に住むときその国の習慣や文化が自分には合わないこともあります。日本の大学院に留学したとき、私はミャンマーではしてはいけない飲酒の場である「飲み会」に誘われました。

目次

1.日本の飲み会

2.ミャンマーの文化とお酒

3.大学での飲み会-日本とミャンマーの文化的違い

4.まとめ

1.日本の飲み会

日本人は、夜な夜なお酒を飲みながらコミュ二ケーションをとるパーテイを行うことがあります。外国人は好きな人もいますが、不快に感じるひともいます。飲み会は授業が終わった夜に行われるので、夜は自由に過ごしたい人もいます。

日本の会社員の人たちも仕事が終わったり、プロジェクトに区切りがついたりすると「飲み会」をします。これはほとんど日本独特の文化だと思います。

2.ミャンマーの文化とお酒

ミャンマー人は敬虔な仏教徒で、五戒を守ります。五戒とは地獄に落ちないためにしてはいけないことで、①生き物を殺してはいけない ②他人のものを盗んではいけない ③不道徳な性行為をしてはいけない ④嘘をついてはいけない そして5つめがお酒を飲んではいけないのです。 特にお酒を飲むと、馬鹿になり悪いことをしたり、お釈迦様の教えを守らなくなるので最も非難されるべき悪いこととされています。ですからミャンマーでは飲酒は絶対によくないことです。ただ、最近は男性がレストランでお酒を飲み、仕事の話をするようにもなりました。若者たちが友達と外出した時にちょっと飲む人もいますが、少ないです。

しかし文化として、女性は今でも絶対にだめです。ミャンマー人の女性はお酒を飲んでいる人と話をすることも、お酒を飲む人と同じ場所にいることも、とんでもないことなのです。

ミャンマーではよい女性であるためにしてはいけないことがたくさんあります。例えば、大勢の人の前で、大声で笑ってはいけない、とか、膝や太ももが見えるように座ってはいけないなどですが、お酒を飲む女性は一番悪いです。

3.大学での飲み会-日本とミャンマーの文化的違い

日本に来て大学院の研究室の指導教授やゼミの先輩、後輩が参加する飲み会に初めて誘われた時、私はびっくりしました。お釈迦様との約束をまた日本で破ることをしなくてはならないのです!大勢で地獄落ちのために集まるのでしょうか?

しかし強制ではなく、お酒を飲めない人はジュースを飲んでもいいようでしたので、勇気を振り絞って参加することにしました。何を話すのか、何を聞かれるのかと心配でした。でも実際はリラックスした雰囲気の、悪いものではなかったので、以後飲み会には参加するようになりました。

大学院での飲み会は主に研究室の先生と学生が参加しました。学期始め、学期末、研究室のプロジェクトが終わったときなどに飲み会がありました。研修旅行に行ったときや、研究調査が終わった日にも行いました。そんなときは地元の人や研修先の人たちも参加しました。大人数の知っている人、知らない人が和気あいあいと実に楽しそうに時間を過ごして仲良くなるのです。日本の飲み会は単にお酒を飲んで酔っ払うだけの目的ではないことが次第にわかってきました。

また、大学院の飲み会の支払いは指導教授の先生が全部払ってくれる時もあり、たいていは先生たちが大部分のお金を出して残りを学生たちが割り勘で払うこともありました。先生が大部分を払って学生が割り勘になったときは、その場で金額を計算するので、私はいくら払うのか心配になりました。ミャンマーでは大勢で食事をする場合は、誰が払うか、割り勘ならいくら払うか、事前に決めてあります。先生と学生が一緒に食事するときはだいたい学生たちが払うことになっています。

日本で飲み会に参加するようになって、勉強の事、研究の事、その他たくさんのことを話して知識を得ました。食事しながら話をするので、堅苦しくなく普段なかなか得られない知識を得るチャンスにもなりました。日本語も上手になったと思います。他のゼミの人とも出会い仲良くなりました。学生同士で研究の悩み、日本の生活の悩みなどいろいろなアイデアももらいました。ですから、飲み会にはメリットが多いです。しかし、飲み会はゼミの延長なので、私は楽しかったかと聞かれれば、楽しくはなかったです。

5.まとめ

    日本の飲み会は、和を大事にする日本人らしいコミュニケーションの場で、結束、情報交換、相互理解のためにあるものです。お酒はそれを少し助けるためのものです。多分、私はお釈迦さまとの約束を破っていないと思います。

 

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki-3/ Tue, 23 Jun 2020 01:41:39 +0000 https://haabaht.com/?p=4940 日本の生活でミャンマーと大きく異なることはたくさんありますが、お風呂とトイレの習慣はそのひとつでした。慣れないうちは、この習慣の違いでとても戸惑いました。 目次 1.お風呂 2.トイレ 3.まとめ お風呂  & …

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日本の生活でミャンマーと大きく異なることはたくさんありますが、お風呂とトイレの習慣はそのひとつでした。慣れないうちは、この習慣の違いでとても戸惑いました。

目次

1.お風呂

2.トイレ

3.まとめ

  1. お風呂

          日本のお風呂や温泉は世界でも有名です。日本に行ったことのあるミャンマー人同士は、帰国すると必ず日本のお風呂について話します。「どうだった?恥ずかしくなかった?」と。

ミャンマーでは他人の前で裸になってお風呂に入るのはとても恥ずかしい事です。昔のミャンマー人は公共の場にある井戸の水を浴びる習慣がありました。女性は胸まで布をつけて水浴びします。男性は腰まで布をつけて浴びます。

日本に来た時、友達から学生用のお風呂に行こうと誘われました。お風呂は大きくて、みんなが裸になって大きな湯舟に浸かります。これが恥ずかしくて、お風呂に入るかどうするか、とても迷いました。この最初の経験はとても難しかったです。

          日本のアニメには、夜お父さんと子供が一緒にお風呂に入るシーンがよくあります。日本ではお父さんと息子が一緒にお風呂に入る、お母さんと娘が一緒に入るのはまだいいのですが、そのアニメではお父さんと10歳ぐらいの娘が一緒にお風呂に入るのを見ました。家族なのでいいのかもしれませんが、ミャンマーでは考えられません。

また日本人は夜お風呂に入って寝ますのでこれは健康にいいと思います。ミャンマーは朝、水を浴びることが健康にいいという概念があります。日本と逆です。どれか正しいかわからないですが、私は日本に来て夜お風呂に入ったら一日中の疲れがとれてより健康にいいのではないかと思うようになりました。でも、他人と入るお風呂で裸になるのは、私はどうしてもなれなくて、ただ恥ずかしいだけです。

2.トイレ

          大学のキャンパスには和式トイレがありました。洋式のトイレはミャンマーと同じですが和式のトイレは初めてみました。どっちに向いて座ったらいいかわかりませんでしたし、日本のトイレにはトイレットペーパーしかありません。初めて入ったときびっくりしました。

ミャンマーでは水を使って洗うのでトイレットペーパーと水のでる蛇口と手桶がついています。水を使うのは衛生的なのに、和式トイレではお尻を洗う水もありません。

とにかく和式トイレは座りかたがわからなないので、ミャンマー人の友達に「どっちに向いて座るんだろう?」と議論しました。留学生の多い大学のキャンパスに、和式トイレがある理由がわかりません。誰のために和式トイレがあるのでしょう、日本人の学生は和式トイレがないと困るのでしょうか?

昔ミャンマーではトイレはきたないので家の外にたてました。今でも田舎に行くと家の外にトイレがあります。日本では筑波大学以外の公衆トイレはかなりきれいです。洋式トイレが多いですし、ウオッシュレットもついています。

3. まとめ

          大学の和式トイレはとても変だと思いましたし、裸で入るお風呂の習慣も恥ずかしくてたまりませんでした。こういう日常の基本的な習慣の違いは、なかなか慣れないものなのかもしれません。

著者 テッテアウン

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筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記 https://haabaht.com/tsukubadaigaku-daigakuin-ni-ryugaku-shita-myanma-hito-no-nihontaizai-taiken-ki/ Thu, 18 Jun 2020 02:35:00 +0000 https://haabaht.com/?p=4781 日本政府から奨学金をもらって留学する前、一番の問題は勉強・研究のことだけでした。しかし実際に日本の日常生活が始まると、ミャンマー人として勉強以外にも問題がたくさんありました。 1.日本人のおじぎとあいさつ 日本では朝には …

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日本政府から奨学金をもらって留学する前、一番の問題は勉強・研究のことだけでした。しかし実際に日本の日常生活が始まると、ミャンマー人として勉強以外にも問題がたくさんありました。

目次

1.日本人のおじぎとあいさつ

2.自宅訪問

3.日本の味付け

4.まとめ

1.日本人のおじぎとあいさつ

日本では朝には『おはようございます』、昼には『こんにちは』、夜には『こんばんは』とあいさつします。私は日本人のまねをして、挨拶のときは頭をちょっと下げて「こんにちは」と挨拶するようにしました。朝会って『おはようございます』とあいさつした人に、また昼に会ったら『こんにちは』とあいさつするのですが、フィリピンからの留学生は友達にはニコッと笑えば言葉で挨拶をしなくてもいいといいました。別のアメリカからの留学生も頭を下げず、言葉も言わないでニコッとするだけです。どうして頭を下げないのかと聞いたら、頭は下げなくてもニコッとすればいいのだと答えました。その人の国はそれでいいようです。アメリカでは知らない人同士でも目が合うとニコッと笑うそうです。実はミャンマーでも挨拶の時は頭を下げず、笑顔だけで大丈夫です。

でも、日本人はよく頭を下げます。人を見送るとき、その人はもう見ていないのに、頭を下げていることもあります。電話で相手が見えなくても頭を下げます。びっくりします。こんなびっくりしたこともあります。あるとき日本の男子校の高校を見学した時、生徒たちが先生たちに会うたびにとても大きな声で挨拶するのです。そんなに遠くないところから大声で挨拶するのはちょっと変だとおもいました。大勢の男子が大声で「こんにちは」と叫ぶとちょっと怖い気がします。ミャンマーでは大声で挨拶するのは乱暴で悪いイメージなのです。なんでも、日本は小学校の時から先生には大声で挨拶するよう教えていると聞きました。どうして大きな声であいさつをしなくてはならないのでしょうね?小さな声であいさつをすると挨拶しているのかどうかわからないので先生に失礼になるからでしょうか?小学生も中高生も日本では礼儀正しい日本式挨拶を訓練されていると思います。日本ではニコッと笑うより、頭を下げて声にだして挨拶するのが正しいようです。逆に日本で知らないひとにニコッとすると驚かれます。

2.自宅訪問

         私が留学中に日本人の家に招待された事は一度もなかったです。筑波大学の周りの地方の人はそういう人なのかと思いましたが、日本のどこでもあまり人を家に呼ばないようです。外国人を呼ばないのではなく、人をあまり家に入れないようです。あるミャンマー人留学生が筑波大学に入学し部屋を探しに行ったときのことです。下見にいったアパートの前でばったり知り合いの日本人学生にあいました。彼女は「私もここにすんでいるのよ」といいました。でも、「部屋にはいって下さい」と誘わなかったそうです。日本人は冷たいとおもいました。日本人の家に招待された留学生は私のまわりにはほとんどいませんでした。

         ミャンマーでは、自分の家の近くで知り合いに会ったら「私はこの辺に住んでいるから、家に来て下さい」といいます。突然で、茶菓子などの用意がなくても、家にいれてお水を出します。立派な家に住んでいなくても、狭い家でも、「寄っていきなさいよ!」と気軽に人を家に入れます。

 

建物, レンガ, 時計, アパート が含まれている画像

自動的に生成された説明

3.日本の味付け

         日本に来た最初の二カ月ぐらいは日本の食事は全然食べられませんでした。味がないと思いました。ほかのミャンマー人たちに日本の食事はどうですかと聞いたら、来たばかりの時は私と同じで、食べられなかったそうですが、みんなだんだん食べられるようになったといいました。私もそうでした。

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日本の食事はとてもおいしいと多くの外国人旅行者が言います。でも留学生は毎日寿司やてんぷらを食べるわけではなく一般的な食べ物、特に学食の定食は普通の日本人が家で食べるような食事です。その味付けにはなかなか慣れることができませんでした。

ミャンマー料理は酸っぱい、塩辛い、辛いという三つの味があり、パンチがきいています。日本の味付けは辛くないし、健康のために減塩ですし、あまり激しく酸っぱいものもない、一番感じる味は甘い味です。ミャンマーの味付けはわかりやすい一方、日本の味付けに慣れるのに時間がかかったのは、たぶん子供のころからこの味付けのものを食べていない外国人には、わかりにくい複雑な味だからなのだと思います。

4.まとめ

         日本人は礼儀正しく、丁寧なあいさつをします。みんなだいたい親切だけど、お互いの距離がすごく遠い国だと思います。仲よくしてくれるのに分かりにくいこの複雑な関係は、日本の食事の味付けのようなものです。

著者 テッテアウン

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